いつもワンコだらけ

犬達の日常と子犬の成長日記をお届けします

ハラハラ出産でした。

お腹の側に4頭の赤ちゃんがいます。


前回の続きです。
朝に破水してからおよそ1時間後に第1子が出てきました。
すでに羊膜には包まれておらず足が出ていました。
これはまずいと思い急いでしっぽのあたりを引っ張るとスルリと出てきてくれて
ホッとしました。急がないと呼吸ができないからです。
ところがホッとしたのも束の間で胎盤が切れてしまって取り出すことができませんでした。
とてもまずいことです。
次の子が出てくる時の妨げになるからです。


そんな心配をよそにその50分後に第2子が出てきました。
この子は逆子ではなく頭から出てきたのですが
長く産道にいたためか血色が悪く呼吸が苦しそうでした。
これは大変です。
体をさすったり鼻から吸引したり酸素ボンベを用いたりました。
幸いしばらくすると血色が良くなり呼吸も普通になりホッとしました。
ところがこの子も胎盤が切れてしまっていました。
2頭分の胎盤をお腹の中に残しているのです。
次に出てくる第3子が心配です.
胎盤に阻まれて出てこられないのではないだろうか。
そしたら帝王切開しなければならないのではないかと、
そんな心配をしながら1時間も経ってしまいました。


すると突然第3子が羊膜に包まれてプリンと産まれてきました。
胎盤も一緒に出て来ました。
急がないと肺呼吸が出来ないので
大急ぎで羊膜を破り臍の緒を切り、体を拭いてあげました。
胎盤が出てきたので一安心です。


その30分後第4子がまた羊膜に包まれてプリンと出てきました。
おまけに先の子の胎盤も一緒に出てきてくれました。
本当に良かったです。
さて残るはあと1頭です。


ところが最後の子はもうすでに亡くなって産まれてきました。
1週間ほど前にトリミング台からクロズを落としてしまったからと思われます。
私のせいで亡くなってしまった子がかわいそうでなりません。
こんな事になってしまうなんて…。


でもクロズに大事がなくて良かった。
赤ちゃんたちの面倒をお願いしなければならないものね。


産まれた子たちは全員女の子でした。
ブラック2頭
フォーン1頭
クリーム1頭
近々また子犬たちの写真もアップさせていただきます。


今日もご覧いただきありがとうございました😊

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